BMW E30 Life  サンマル日記

BMW E30のレストア&メンテナンス日記です。

BMW  E30 中古車の選び方

車体選びについて考える。

 

E30 手に入れました!

なんて言ったものの、実は

まだ納車されてません。

そして、もっと言うと

 

まだ現車も見てません。Σ(||゚Д゚)

 

 

そのあたりの理由は後ほど・・・

 

 

 

さて。

 

 

 

BMW  E30 に乗ろう!と思った時

どんな車体を選ぶべきなのか!?

 

こればっかりは個人の趣味とか好みとか

色んな要素があるので一概には言えないと思うので、

あくまで僕の私見でお話ししますね!

 

とりあえず BMW  E30 って

どんなクルマなのか。

 

なんせ30年以上も昔のクルマなんで

ちょっと おさらいしてみましょう。

 

販売は1982年から1994年まで

 

2ドアセダン

4ドアセダン

2ドアカブリオレ

ステーションワゴン

幅広いバリエーションで販売されていました。

 

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「もっとも滑らかで素晴らしい直6エンジン」という意味で

BMWの直6エンジンはシルキーシックスとも呼ばれていました。

 

 

新車価格帯は 313~598万円

30年以上前って考えるとアホほど高いですね。

 

そんなBMW  E30 

今現在、中古車としてどのくらい

販売されているのか?

 

当時バブル経済の日本でも大流行して

「六本木のカローラ」なんて呼ばれてたんですから、

さぞかしたくさんの車両が流通してるんじゃないでしょうか。

 

 

そう思いながら中古車販売大手の

goo-netで調べてみると・・・

 

 

 

(2019/4月現在

 

たったの19台。

 

カーセンサーでも

これまたたったの15台。

 

両社でダブって掲載されてる車両もあるので

実質 販売されてるE30 は

全国でもたったの20台ほどです。

 

それにも増して海外のエンスーたちも

こぞって買い付けに来てるとか来てないとか

 

 

この少ないタマ数の中から

自分の好みに合ったE30 を絞り込んで

車両を選んでいくとなると、自ずと

全国規模での車両探しになっちゃうんですよね。

(僕もその1人なので現車見てないのよ

 

 

 

 

 

ほんでもって、本題です。

 

 

 

まず、ボディタイプの選択。

 

先述したとおり大きく分けて

2ドア、4ドア、ワゴンにカブリオレ

4種類のボディタイプがあります。

 

スタイリッシュにお洒落さ優先なら

多少使い勝手が悪くても2ドアクーペに。

実用性重視なら4ドアのセダンかワゴンに。

屋根付きガレージがあって

オープンエアを満喫してしたいって方は

カブリオレになるのかと思います。

あなたのライフスタイルによって

いろいろと選択肢がありますね!

 

 

そしてここからが 1番肝心なところ!

 

 

 

そもそも30年以上前の車。

買ってすぐ快適に乗り出せるかっていうと

やはり疑問が残ります。

 

なので、これからかかってくるであろう

費用をざっと書き出してみましょう。

 

 

 

 

外装の痛み

 

前のオーナーさんの保管状況にも

よると思いますが、塗装面にひび割れが

入ったり、クリアの塗装面が剥がれて

白い粉吹いてたりと

個体によって全然違います。

あまりに痛んでると オールペンの必要も

出てきますね。この費用が最低でも

30万円〜45万円

逆に言うとオールペン済み!なんて個体があれば

その費用は抑えることが出来ますね。

 

 

 

内装の痛み

 

ダッシュボードの劣化

青天駐車が長い個体は確実に

ダッシュボードにクラック(ひび割れが入ってます。

このクラックも修理するには専門の業者さんに

お願いしないといけません。

ちょっと調べてみると

2万円~5万円ほどで修理してくれるみたいですね。

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売店様から頂いた内装画像です。

 

 

シートの破れ

 

これも年数経過でファブリックシートの

生地がこすれて破れてきます。

この部分は同じ中古のE30 のシートを買っても

経年劣化という観点からし

同じ破れが発生するでしょうから 方法としては、

張り替えるか別のシートを買うの2択になるのではないでしょうか。

張り替えるとなると最低でも30万円は掛かります。

となるとオークションなんかでレカロシートの中古品に

入れ替える方がコストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

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こちらフロントシート。

 

 

エアコンの不調

 

これはもう年式を考えたら致し方ないところ。

しかもこの年式のBMWには、古い冷媒が使われていて(R-12)

これからしっかりメンテナンスしていこうとすると これを

新しいR-134冷媒にコンバージョンしてやらないといけないようです。

部品代含めておおよそ20万円。

 

 

 

ミッションの故障

 

ATは早いものでは5万キロ,もったものでも10万キロ位で交換

ないしオーバーホールの必要が出てくると言われています。

これは40万円位かかりますので,

これがしてあるとしていないとでは後々の出費に

大きな差が出てきます。

 

とは言っても、こんなに少ない個体のうち

ミッションのオーバーホール済み

なんて車両はまず無いでしょう。

ここは走行距離が15万キロ以上の個体に

オーバーホールもしくはリビルト品への交換の履歴が

あるかの確認を取るぐらいしか方法はないのかなぁと思います。

 

 

ざっと挙げましたが

 

全ての項目をクリアしてる

中古車両なんて、まず無いでしょう。

 

 

どこを重要点において、どこを妥協点にするか。

それに見合った価格の車両を探しましょう。

 

 

こうやって画像を見る限り

僕の購入車両・・・

 

結構綺麗に見えるんですけど

 

どうなんでしょ・・・(;^ω^)