BMW E30 Life  サンマル日記

BMW E30のレストア&メンテナンス日記です。

BMW E30【メンテナンスFile 56】プレッシャーレギュレーター交換。

10月も終盤を迎えております。

皆様 いかがお過ごしでしょうか。

 

 

よしあきです!!

おこんばんわ!!!!

 

 

 

 

 

さて

 

 

 

 

 

前回、大枚をはたいて インジェクター

新品に交換したわけですが、エンジンの始動不良は直らず・・・

 

www.e30yoshiakisan.com

 

残る 怪しいパーツは

プレッシャーレギュレーターくらいじゃないかと。

 

 

プレッシャーレギュレーターとは、

車の走行条件に応じて燃料ポンプから吐出される

燃料の圧力 (燃圧) を調整し、一定の燃圧基準を

保つ働きをする部品です。

 

過度な燃料噴射をしないよう

燃圧調整するほか、燃料ポンプから

余分な燃料が供給された場合は

プレッシャーレギュレーター内部にある

弁を開き、燃料タンクへ燃料を戻す働きも

兼ね備えています。

 

また、内部に備わっている燃料タンクへ

戻るための開閉弁は、

燃料ポンプから圧送される燃料の

脈動を打ち消す働きもあります。

 

燃圧調整により状況に応じた適正量を

インジェクターから噴射しています。

 

プレッシャーレギュレーターの内部構造には、 

ダイヤフラム弁を作動するバネがあり、

バネはダイヤフラム弁を常に押し付けています。

 

バネに『へたり』が生じた場合、 

ダイヤフラム弁を押し付ける力が弱く、 

燃料タンクへ戻る流路の弁を

常に開く格好になります。

 

燃料タンクへ戻る弁を開く条件は、

圧力が高い時やインテークマニホールド内の

負圧が高い時など、必要以上に

燃料を噴射してしまう場合です。

 

弁を開く必要がない時に弁を開くことは、

基準値よりもさらに圧力が下がり

『燃圧低下』となります。

 

・・・これは怪しい。

 

セルを回してクランキングの時間が長いのは

開きっぱなしになっていた

プレッシャーレギュレータの弁が

閉じて燃圧が上がるまで時間がかかっている

のでは??

 

なーんて 素人考えを巡らせながら

とりあえず怪しいパーツは交換です。

 

品番 1353 1722 039

 

 

これで燃料系の怪しいパーツは

全て交換済みなはず。

 

後は吸気系で

エアクリーナーを純正に戻すとか

エアフロメーターを点検するとか

点火系で

プラグの火花を確認するとか

デスビを交換するとかですかねぇ・・・

でも、エンジンが掛かってしまえば

アイドリングも超安定だし

吹け上がりも全然良いんですよねー。

 

とりま、今回はお安く出来る

プラグ交換も同時にしておきましょう。

 

純正 BOSCH WR8LC

 

取り外した古いプラグ。

カーボンが溜まって 真っ黒です。

 

 

さて、これで試しに

エンジン始動チャレンジ!!!

いってみます!

 

 

レッツ!ゴー!!

 

 

 

シュシュ

 

ブゥーーーーーン!!!!!

 

OHーーー!

一発始動!!!!

 

やっぱり原因は

プレッシャーレギュレーターだったようです。

しばらく間を置いて再度エンジン始動しても

一発始動でした!

 

古いレギュレータを振ってみると

シャカシャカと小さな音がします。

内部のバネが外れたのか?

又は異物が混入したのか。

 

何はともあれ

良好なエンジンになりました。