BMW E30 Life  サンマル日記

BMW E30のレストア&メンテナンス日記です。

BMW E30【スタイルアップFile 8】エキゾーストマニホールド。

さてさて。。

 

エンジンルームブラックXシルバー計画のコンセプト

エンジンルームを綺麗に!なんですが

BMW E30

排気系の造りは と言いますと

鋳造エキゾーストマニホールドに

遮熱板が一体化したガスケットを

挟み込んで装着する仕組みになっています。

 

ほとんどの E30は、エキマニが

サビサビになって、なおかつ

この遮熱板が経年劣化でボロボロになって

しまうんですよねー。

 

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これがまた見た目に汚い。

 

それに、せっかくの直6NAエンジン

見た目重視でも、是非 タコ足!

入れたいですよねー!

 

色々と調べると、ヤフオクに数点

出品されてはいるんですが

よくよく内容を見ると、多分海外からの輸入品。

 

しかも取り付けの保証もなしで

おおよそ50,000円

 

同じ保証なしの条件だったら  

いつものセカイモンから

個人輸入してしまおうではないか!・・・と

 

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なんと、本体価格

驚愕の12000円!!

 

国際送料を入れても

総額20000円弱です。

 

 

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参考情報

 保証1年UPCは適用されません

 交換部品番号HDSE30

 

 サイズ1.5 in。Inlet / 2 in。

Outlet X-Pipe Inletサイズ1.5 in

O2センサー取り付け可能?

 カラーはメタリック表面仕上げ

ロームポリッシュステンレス鋼

 材質T304ステンレス

 

なんかそんな風に書いてます。(たぶん

 

 

 

 

 

 

そして、数週間後。

 

 

 

 

 

 

到着しました!From US

 

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ステンレス製でピカピカです。

 

造りは スーパースプリントに似ている

形状だそうです。

 

ただ、個人的なアメリカからの直仕入れで

保証も何もありません。

つまり、ちゃんと装着出来るのかさえ

わからない状態です。

 

ひょっとすると、どこかの取り回しを

変更するとか、溶接で形状を変更するとか

そんな専門的な加工の必要も

出てくるかもしれません。

 

そんな予測も立てながら

今回、このエキマニ装着をお願いしたのが

こちら。

 

www.emus-eng.co.jp

 

エムズエンジニアリング。

 

尼崎のショップで、特にマフラーには

熟練した経験と技術をお持ちの

関西の有名店です。

 

実はここ、何台ともなく僕がお世話になっている

行きつけのショップさんなんです。

 

 

という事で、早速 エキマニを持ち込んで

見てもらったのですが・・・

 

 

 

 社長

 

「コレ・・・

  めっちゃ厄介ですよ・・・」

 

 

の一言。(;゚д゚)

 

はたして・・・

セカイモンで輸入した

激安エキゾーストマニホールド・・・

 

ちゃんと取り付け出来るんでしょうか???

 

 

             つづく

BMW E30 【メンテナンスFile8】イグニッションコイル交換。

またまた連休ですね!

 

とはいえ僕 ずーっと仕事ですけど!?( ゚Д゚)y─┛~~

 

よしあきです!おこんばんわ!

 

今回は点火系の要!

イグニッションコイルの交換です。

 

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イグニッションコイルとは、

ガソリンエンジン車において、

エンジンの燃焼室内の混合気を燃焼させる為の

火花を作る為の電気を供給する装置です。

 

今の車って、イグニッションコイル

各気筒別に独立して設けられてるんですけど、

この時代のBMW E30は

1系統のイグニッションステージ

トランジスターからボディ側にある

1つのイグニッションコイル

6気筒分の点火信号を規定のサイクルで

送ってやるというシステムです。

 

おおよそ10万キロのウチのE30

おそらく交換していないであろう部品なので

プラグコード、プラグと点火系の部品交換を

済ませたこのタイミングで 

予備交換しておこうと思います。

 

 

パーツは、いつものセカイモン

イギリスからの仕入れです。

本体価格と国際送料を

含めて、おおよそ1万円。

国内で購入するよりは若干の割安感が

ありますね。

 

 

BOSCHなので、ドイツ製と思いきや・・・

メイドイン ブラジルでした。

 

 

ブラジル製のドイツメーカーBOSCHの製品を

イギリスから買う日本人。

 

 

なんかワールドワイドですね。笑

 

このイグニッションコイル

もちろん見せるエンジンルームの

パーツなので、とりあえず表面は

ピカールケアでピカピカに磨きます。

 

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こんなパーツ磨くやつ居てんの??笑

 

 

新旧比較。

 

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ということで

 

 

 

 

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装着完了です!

 

 

 

こーやってこれから故障しそうな部品を

早め早めに交換していけるのが

理想的なんですけどねー!

 

 

 

 

 

 

BMW E30【スタイルアップFile 7】ディップスティックをブラックに加工する。

連休明け いかがお過ごしでしょうか?

よしあきです!おこんばんわ!

 

 

プラグコードのブラック化に

各部ホースのシリコンブラック化と

着々と、エンジンルーム の

ブラックXシルバー計画を進めております。

 

 

もーほとんど

色モノのパーツは無いのでは・・・と

思いながらエンジンルームを見渡すと、

カラフルな部品が2つ。

 

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赤丸のエンジンオイルレベルゲージに

黄丸のATFレベルゲージです。

(今どきのクルマにATFのディップスティック

付いてるのってあるんでしょうか?)

 

 

ここももちろん ブラック化するのですが、

ちょっと面白いモノを見つけたので

今回のこの部分に 試してみようと思います。

 

 

それ、こちら。

 

 


 

 

ZEQUEっていうペイントなのですが、

このペイント、普通の塗料ではなくて

液体ゴム塗料なんです。

 

 

これで塗装することによって

表面をゴムでコーティングできます。

そして、綺麗に剥がすことも可能です。

 

 

 

では早速実践。

 

 

 

どんな塗装にも言える事なのですが

綺麗な下地作りが出来を左右します。

 

 

まず、根元をマスキングして、

ディップスティック本体を

シリコンオフで脱脂します。

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で、この液体ゴム塗料 ZEQUEを

薄く吹いて 乾いたら吹いてを

4〜5回繰り返して塗装します。

かなりの速乾性で吹いたらすぐ乾燥します。

 

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そうするとこんな感じに。

 

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こちら オイルレベルゲージ

 

完全乾燥後 触ってみると、まさにゴムです!

最初からこのパーツがゴム製に思えるほど

ゴムの感触です。

 

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そう言えば、昔乗ってた

VWゴルフⅣの内装にも

ゴム塗装素材の部分がありました。

そこがよくベタベタと剥がれてくるんですよねー

 

そう考えると、このZEQUE!

イデアによっては

色々な部分に応用できそうな予感です!

 

 

あとは、高熱になるエンジンルームでの

耐久性をゆっくり検証していきたいと思います。

 

 

 

 

着々と進む ブラックXシルバー計画

 

 

 

後は・・・

 

 

インマニかぁ・・・

 

 

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めちゃくちゃ汚いです。(;´Д`)
 
      つづく。 

BMW E30【スタイルアップFile 6】オイルフィラーキャップを加工する。

 

ちぢみ塗装を施したタペットカバー

旧車の雰囲気が出て いい感じです。

 

装着に伴って、ちょっと気になった

オイルフィラーキャップ。

 

オイルが染みて、結構傷だらけなんです。

 

せっかくなので、コレも新品に交換しようかと。

んで、どうせならエンジンルームの

ブラックXシルバーに一役買ってもおうと思い、

加工することにしました。

 

って言っても、塗装するだけなんですけどね(^^;

 

 

早速仕入れたオイルフィラーキャップ。

 

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URO製 11121286220

 

 

新旧比べてみると 

もともとついてた方にはなかった

浮き彫りのオイルマークが付いています。

 

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まず、枠以外の部分だけ

丁寧にマスキングをします。

 

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そこに、塗料のノリをよくする

ミッチャクロンで下地を作って、

 

メッキ調スプレーで塗装します。

 

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このメッキ調スプレー

金属っぽい艶と仕上がりになるのは

ありがたいのですが、いかんせん

シンナー系の溶剤にめちゃくちゃ溶けるんです。

 

シリコンオフだけでも綺麗に落ちてしまいます。

 

この部分はオイルが着くので、そのままだと

確実にハゲてしまいます。

 

なので、上からクリア塗装を重ねます。

それもシンナー系の塗料ではなく

水性の塗料を使用します。

 

 

仕上がりはフラットアルミの質感にしたいので、

(つまり艶消しのアルミカラー

艶消しクリアでコーティングします。

 

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これで、金属の枠付きっぽい

オイルフィラーキャップの完成です。

 

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ちぢみ塗装にちょっとしたシルバーの

アクセントになったのではないでしょうか。

 

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同時に劣化していた内径4mm、外径8mmの

赤いホース関係も、ブラックのシリコン製に交換しました。

 

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コツコツとエンジンルーム

ブラックXシルバー計画

進行中です。

 

BMW E30 【メンテナンスFile7】タペットカバーとプラグコード交換。

 

先日、加工完了しました

 

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ちぢみ塗装のタペットカバーの装着に

いつものこちらにお邪魔しました。

 

g-breathe.com

 

外装より足廻りよりなにより

まずは エンジンルームを綺麗にする

ことをコンセプトに進めております!

うちのE30レストア計画。

 

 

そして、そのテーマカラーが

ブラック & シルバー。

 

 

 

なので、タペットカバーをちぢみブラックに

加工したのですが、

エンジンルーム内を見回してみると

ひときわ目立つ赤色が・・・

 

 

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ウルトラシリコンプラグコードです。

 

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導電性の高い銅芯線を採用し、

車種ごとに開発された巻線固定抵抗の採用で、

コードの長さに関係なく各気筒毎に均一した

最大の火花エネルギーを引き出し、供給します。

 

そんな高性能プラグコードに

最初から交換済みだったのですが、

残念ながら 赤色なんですよね〜

 

なので、ここはコンセプトにそって

性能の低下覚悟でも、あえて

ブラックの純正プラグコードに交換します。

 

 

長らく交換していなかったであろう

プラグもこの際 一緒に交換してしまいます。

 

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信頼のNGK製です。

 

タペットやカムは比較的綺麗な状態でした。

 

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タペットカバー交換の際

ガスケットを交換するのはもちろんなんですが

こちらのパーツも同時交換する必要があります。

 

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サーキュラープラグ

 

左右二箇所ずつ 液体ガスケットを

塗り込んで装着です。

本体のガスケットも丁寧に交換していただきまして、

 

装着完了です。

 

 

 

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インダストリアル感がイイですね!

 

 

旧車の雰囲気 めっちゃ出ますね。

 

遮熱板がめちゃくちゃ汚いですけど。

 

 

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この遮熱板、じつはE30では

エキマニのガスケットと一体化してるんです。

 

 

つまりこの遮熱板を交換するんだったら

エキマニも交換した方が、より効率が

いいってことですよね!!

 

 

 

 

 

 

という事で・・・

 

 

 

 

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つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

BMW E30 【スタイルアップFile 5】DIYでタペットカバーのちぢみ塗装。

先日、ひょんな事から入手しました

E30純正タペットカバー

 

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コレに定番の結晶塗装をDIY

施して見ようと思います。

 

 

まず、下地作りから。

 

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ここが肝心! 完璧に脱脂します。

ペーパーを軽く当てた後、シンナーと

ワイヤーブラシで隅々まで

徹底的に脱脂します。

 

そして、パイプのジョイント部分と

キャップの内側をマスキングしておきます。

 

肝心の結晶塗装ですが、

今回使ったのは、カーベックさんの

結晶塗料。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【カーベック】 【4571392870718】CARVEK 結晶塗料 黒 300ml P048-8536
価格:3035円(税込、送料別) (2019/10/20時点)

楽天で購入

 

別名リンクルペイントですね。

 

 

 

軽く全体にスプレーして

塗料を馴染ませた後ペイントを

重ねて行きます。

 

色々と調べてみると、このペイントの施工は

塗装の厚さが重要なポイントらしく、

薄過ぎると模様が出ず、厚過ぎると模様が大きくなってしまうんだとか。

 

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まだ塗りたてツヤツヤです。

 

理想は細かい ちぢみ模様なので

あんまり厚塗りし過ぎないように

3度塗りほどにしておきました。

 

塗り終わってから 焼き付け前に

マスキングをはがしておきます。

 

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少し乾燥させた後、

 

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自家製の高性能焼き付け釜

(段ボールとも言う) に入れて

ヒートガンで加熱焼き付けします。

 

 

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密閉した後 ヒートガンで加熱。

 

 

 

ヒートガンの吹き出しを調整しながら

温度計で内部温度120度をキープします。

 

 

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そのまま約20分。

 

 

 

 

しっかり焼き付けて

いざ、オープンしてみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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完璧です。(^o^)ノ

 

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美しい。

細かい綺麗な ちぢみ模様になっています。

 

 

このパターンでいけば、小さなパーツの

結晶塗装の焼き付けは簡単に出来そうですね。

 

 

 

 

 

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ということで!

 

装着出来るタイミングを

楽しみにしておきます!

BMW E30 【メンテナンスFile6】ウィンカーレバーの戻り不良DIY修理。

 

 

ウィンカーを出した際ハンドルを戻しても

出したウィンカーが出っぱなしで戻らない・・・

 

そんな状況になっているE30。

結構あるんじゃないでしょうか?

 

かくいう うちのE30もそうなんです。

 

 

 

そんなウィンカーの戻り不良を

DIYで修理してみました。

 

まず、ステアリングを外すのですが、

 

 センターのBMWエンブレムを

精密ドライバーのマイナスでコジって外すと

22mmのナットが出てきます。

 

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はめ込み式で 上2個 下1個のツメで固定してあります。

 

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E30の刻印がありますね。

 

コレを緩めるんですが、

結構深い位置なので、ソケットなんかが無いと

届きません。

外す前にハンドルロックを掛けて

元の位置がわかるようにマスキングテープで

マークをしておきます。

 

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センターがずれないように。

 

少し緩めたところで、今度はキーをACC

の位置に持っていってから、

ハンドルをあらかじめ抜けるように

緩めておきます。

 

ナットを外し切った後でハンドルを抜こうと思いっきり引っ張ると、

最悪 顔面にステアリングがヒットします(過去に経験あり

 

 

 

んでもって、外したステアリングの

裏側には こんな出っ張りがあります。

 

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この出っ張りが、ウィンカーを戻す

ツメになっているのですが、だんだんとすり減ってきて、

うまく引っかからなくなるのが原因なんだそうです。

 

なので、カッティングシートを5周ぐらい巻きつけて、

すり減った(であろう)分の厚みを増やします。

 

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室内温度の上昇や耐久性を考えて

僕はカッティングシートを使いましたが

ビニールテープでも大丈夫だと思います。

 

 

あとは 補修したステアリングを

取り付けて完成。

 

 

テストドライブをしてみましたが

 

見事に左右とも、ハンドルと連携して

ウィンカーが戻るようになりました。

 

たった数ミリの変化が影響するんですねー。

 

コレ 方法も簡単なんでウィンカーに不具合ある

E30乗りの方にオススメです!